PS2がディスクを読み込まなくなった話。 / SCPH-10000の修理
メカメカしい感じだった。(小並感)
こんにちは。リリオです。
今回は、今まで沢山のゲームでお世話になっていた、PlayStation2がついにディスクを読み込まなくなってしまいました。
というわけで今回はこのPS2を修理していこうと思います。
もう十数年前のものなので、保証なんてとっくに切れていますし、分解しても大丈夫なはずです。
PS2にも一応保護シールが貼ってありました。
なんとこのシール、はがすと模様が変わるんですよ。これに僕はかなりびっくりしました。
まず、僕のPS2を紹介しましょう。
SCPH-10000です。初期型です。多分。
てなわけで、まず、PS2を裏返していきます。
きったねえ…
それは置いておいて、まず、ゴムのようになっている部分4箇所を取り外します。
画像右側の2つは長いネジ、左側は短いネジになっています。
これも取り外していきます。
白い紙を置いたら世界が暗くなってしまいましたが気にせず行きます。
こんな感じで長さが違います。気をつけましょう。
4箇所外したら、残りのもう4箇所を外していきます。
…え?どこだって?
さきほどの画像を見てみましょう。
ここです。まんまプラスチックでした。
外すとき、僕は爪で無理やり引き剥がしましたが、そんなことをやっていたら、止める部分が欠けてしまったので気をつけたほうがいいと思います。
てかこれの最善な外し方ってなんだよ…
全てネジも取り外したら、ついに内部を開くことになります。
バカッ。
おお…メカメカしい。そうでもない?
やはり数十年前の品物。ブラウン管のテレビよりは密度が高いですが、最新の機器等と比べてしまうとちょっとスカスカですかね…
注意点があるのですが、蓋と本体をつないでいる銀色のテープのようなものが意外と脆い感じだったので、切ってしまわないよう丁寧に扱いましょう。
そして、肝心なディスクを読み込む部分である場所を露わにする為、更に分解する必要があります。
このネジ4本を外しましょう。かなり小さいので、+型の精密ドライバー等で開けたほうが良いと思います。
ここの部分を外すと、肝心のレーザー部分が出てきます。
それがこちら…
最初に見た感想。
汚い。
ここまで汚いのは予想外でした。
ディスクがからスベりしないようにゴムの部分があるのでしょうが、超絶汚いです。
ここと、レーザーのような部分を掃除するわけですが、何で拭くかという疑問に僕は陥りました。
家にあるのはこのダイソーで買った除菌ウェットティッシュだけでした…
実際、こいつ精密機器を拭いていい代物ではないのですが、これしかなかったのでこれで代用することにしました。
もちろん、僕がおすすめするセットはこれですかね。
まぁ、要はアルコールでレーザー部分やゴム部分をフキフキしてあげてください。
これで、部品などを再度取り付け、起動してみたところ…
結果
読み込みできました。
「古いゲーム機が壊れた!でももう保証も切れてるし捨ててしまうか…」とお考えの皆様。
意外と中身を弄ってみるのも楽しいですし、直れば一石二鳥です。
なにかと楽しかったですので、家で漬物石になっているSCPH-10000があったら参考にしてみてください。
…ねーよ。
では。
追記:修理というよりは掃除、の方が合っているかもしれませんね…w
もし参考になっていただけたら僕にカンパをしてくれ↓(ストレートパンチ)