ファイナルフェスを終えて…
どうも。リリオです。
Splatoon2のファイナルフェスに参加した方、お疲れ様でした。
イカネタバレを含みますがそれでもよろしければ。
結果としては3-0で勝利しました。いつも大体めっちゃ連敗するヒメちゃん陣営でしたが、最後の2フェスは何故か3-0というストレート勝ちを収めましたね。
僕は1つのフェスを除いて(第6回のアクションコメディは不参加でした)全てのフェスに参加してきましたが、どのミステリーゾーンも記憶に残っている面白いものだったと思います。
時にはストレスを溜め込み、時には相手をリスポーン地点でリスキル地獄に落としたりといろいろやってきましたが、それも今回で終わりというわけです。
さて、僕はSplatoon2を1800時間以上やってきましたが、配信界隈を見てみますと、思ったよりSplatoon2の賑わいは寂しいものでした。ずっと。
ファイナルフェスのときでもアクティブ10000人も行かないという。(発売から5年以上経ったGTAVですら10万人のアクティブ数を記録するにもかかわらずだ。)
僕がスプラトゥーンに貢献できている人数は一番多いときでも10人程度なので、そこまで大きく言えることではないのですが、スプラトゥーンが流行らなかった(主に海外に)のには結構わかりやすい理由があると思いました。
待ち伏せが強すぎる件
そもそもTPSは海外ではわりと嫌われがちで、主にFPSゲーマーにとっては厄介とされている部分でもあります。
でも、Fortniteの例があるようにTPSも場合によっては人気がでるんですよ。
じゃあなぜSplatoon2はそこまで行けなかったのか。
それは、ズバリ「待ち伏せ」です。
スプラトゥーンは仕様上、自分が打ち出したインクの中に隠れることが出来るんです。
移動すると飛沫がある程度立つので移動さえしていれば見つけることは可能なのですが、そうですあのギアですよ。
イカニンジャ
個人的にどのFPSにも姿を隠すスキルは何かしらありますが、
・装備枠に1つついているだけで
・イカ移動速度が少し落ちる程度のデメリットで
・イカ速を積むだけでなんとかなって
・移動の飛沫が完全に消え筆跡のみが見えるだけになる
というなかなかぶっ壊れの能力なんですよね。
一個人的には速度 = ゲームのテンポと捉えているので、遅くなる=ゲームのテンポが悪くなるので使用していませんが、勝利を確実にしたいのであれば中短距離のブキは確実に使用したほうが良いと思います。
何よりも このギアがあるだけで、相手のインクがあるところ全てに敵が潜んでいる可能性があるという、ものすごい緊張感とストレスを イカニンジャ に注がなくてはならなくなるので、TPSとかで暴れまわる人にとっては厄介払いだと思います。
他にも、Splatoonシリーズはそもそもシューターゲームの中では特殊な「射程がめっちゃ短い」という特徴があります。ただそれよりも個人的には「選ぶブキによって射程にメチャクチャ差がある」というゲーム性はとても上がるものの、考えなくてはならないことが沢山ある というのも一つあるんじゃないかと思いました。
まぁ要するに、ゲームの見た目年齢層に対して、要求される思考能力が圧倒的にズレているということですかね。
ここに何か難しい壁があるんじゃないかと思います。
シューターが使いやすいのに対して、チャージャー・もといリッターなどが使いづらい。
しかし試合結果を見てみると、チャージャーのほうが使い慣れてからの勝率が高い…など、使用時間によって使うブキが変わっていく感じ。
ここまでのめり込めればよいのですが、今から新規で始めた場合、相手のチャージャーが厄介すぎてストレスが溜まる…などの要因で楽しみづらいなどがあるんですよね。
初心者から上級者までいろいろな人がターゲットのアンケートを実施したファミ通を見ると、チャージャーが明らかにヘイトを貯められていることがわかります。
ただ、初心者が、「あのチャージャーっていうブキ強いから使ってみよう」といってチャージャーを持ったらもう大変。
大体使えなくてドロップアウトですよ。大半の人は。
「チャージャー強いし楽しいよ」と思っているそこの貴方。おめでとうございます。スプラトゥーンを存分に楽しめていますよ。
ただそう思っていない方は存分に楽しめていないんですよ。
ここがSplatoonの開発も頭を悩ますポイントなんじゃないかと思います。
〆
そんなこんなで今のSplatoon2を語ってきましたが、これがSplatoon3になったところで根本的に解決することは多分出来ないでしょう。
出来ても「新しい種類のブキを作りまくって"混沌"環境にして有耶無耶にする」くらいでしょう。
それはそれで面白そうですし、今のSplatoon2のブキ能力環境がわりとバランスが良い状態なので、開発がすっげぇ努力すれば可能ではあると思います。
e-Sportsが活性化する昨今について行けていないSplatoonシリーズですが、Switch Heavyなどで試合全体を保存できる機能や(なんなら)配信ができちゃう機能など、"プレイを共有出来る環境"を作り出すことが出来るならばもっともっと活性化するんじゃないかと思いますが…
Splatoonは任天堂の技術レベルに追いつけていない(サテラビュー状態)フシがあるような気がするので、今後のSwitchの動向によってSplatoonの行く末も変わるんじゃないかと思います。まぁ僕らに出来るのは応援だけなので、頑張ってSplatoonを応援していきましょう。
では。またこんど!
Splatoon2 FinalFesの配信のアーカイブはこちらからどうぞ。全部で4つあります。
リリオのSPLATOCALYPSE #1 | Splatoon2 #373をwww.twitch.tvから視聴する
もしくはコレクションの一番下に全てまとまっておいてあるのでこちらからもどうぞ。