アドウェアをPCに入れてしまって大変なことになった。 / MPC Cleanerのアンインストール
まじで大変だった(格闘4時間くらい)
簡単にまとめると、
→とあるソフトを入れようとしたらアドウェアだった
→そのアドウェアが大量の害悪ソフトをDLし始めた
→セキュリティソフトで幾つかのアンインストールを試行するも中々消えない
→その中で最も厄介なのはMPC Protect
もう投げ出そうと思ってダラダラとグーグルを見ていた所色々参考になるサイトがあったので紹介していこうと思います。
まず第一にアドウェアが入れた大量の害悪ソフト&アドウェア本体の削除から。
使うソフトはAdwcleanerです
Adwcleanerのダウンロードはこちら
こいつは中々大したやつで、アドウェアによって入れられた大量のソフト、そして本体を一撃でぶちのめしてくれます。
これだけで新たなソフトのDLや起動はなくなりました。MVPですわこれ。
使い方は簡単で、「スキャン」を押して出てきたものを「削除」を押して消し去ります。これだけ。
「助かった~」とか思っていたんですが、自動で再起動し、ログファイルを見せてくれたんですよ。
全部消えたかなとか思っていたら、とある1つのソフトだけ消えてなかったんです。
そう、タイトルに書いてあるとおり、MPC Protectと呼ばれるソフトです。
こいつは権限がEveryoneとかいうものになっていて、Admin権限ですら消すことが出来ませんでした。
しかも、GoogleChromeをいじられていて、数分おきに広告ページに飛ばされ、ホームページを変えられ…さんざんな感じになってました。
なので今回はこいつの消し去り方を書いておこうと思います。
参考にしたサイトはこちら。
この方の説明だと少々難しくて頭に入らない方もいると思うのでざっくりと書いていこうと思います。
まず、このソフトが入っている場所を見に行きましょう。
64bitなら多分C:\Program Files (x86)\MPC Cleanerここにあるはずです。
次にセーフモードで起動します。やり方は各自調べてみてください。
そして、「コマンドプロンプト」を管理者権限で起動します。
僕(Win8.1)の場合は左下のWindowボタンを右クリックして「コマンドプロンプト(管理者)」で起動しました。
そしたらば、コマンド「cd C:\Program Files (x86)\MPC Cleaner」このアドレスをコピーして、Alt+Space→Eキー→Pキーで貼り付けます。(もしくは右クリック→貼り付け)でEnter。
そうすることで、コマンドの実行対象をMPCCleanerに移すことが出来ます。
その後、「del.」を入力しEnter。消去するか聞かれるのでYキーを押してEnter。
すると、フォルダ群を除いてあらかた削除されると思います。
ですが、やはりEveryone権限、何故かフォルダ群は消すことが出来ません。なんでじゃ。
ただ、中身を消すことは出来ます。コマンド「cd C:\Program Files (x86)\MPC Cleaner\各種フォルダ」で各種階層に移り、それぞれの場所で「del.」を入力して消しましょう。
フォルダは残ってしまいますが、それ以外のファイルは全て消すことが出来ます。
そして、再起動します。
次に使うソフトがこれ。
CCleanerです。
CCleanerのダウンロードはこちら。
一番上のやつをダウンロードすればいいと思います。
インストールをしたらば、起動してレジストリの欄から全て削除していただきます。
こいつは他にも色々消してくれるので結構便利かも?
レジストリの削除が終わったら最後、もう一度Adwcleanerを起動し、全て削除してもらいます。
再起動が終わったらこれで終了…だと思います。
実際のところ、5パーセントくらいの確率でChromeを使っていて急にページが変わることがたまにあるんです。
まだどこかに、何かのプログラムが埋め込まれていて、何かしらの悪を働いているのかなぁと。
まぁ殆ど関わっては来なくなったので、あとはAdwcleanerが進化することを祈って、待とうと思う…うん。
〆
害悪ソフト群自体の削除はAdwcleanerが最強でした。
「セキュリティソフト」と「アドウェア対策ソフト」では、利点と求めている場所が違うんだなと今回遭遇してかなり痛感しました。
今回起動してしまったアドウェアはセキュリティソフトではほんの数種類しかウィルス判定されず、多分新種か亜種だったのかと思います。厄介なことには変わりないので、アドウェア対策もしっかりとしておくべきだと今回習いました。