PSPの十字キーが鈍くなった話。 / PSP-3000MSの修理・掃除
さすが当時の技術を詰め込んだだけはある。
はい。お久しぶりの修理日記その2です。
前回の修理はこちら↓
今回の内容はこれ
十字キーが重い・鈍い
です。
久しぶりにPSPで遊ぼうと(太鼓の達人とか)思って起動した所、触れた瞬間に思ったのが「十字キーが重い」でした。
どうすれば直るんだろうと悩んでいた結果、とりあえず解体してから考えよう ということで、解体した備忘録です。ではいきましょう。
まず、僕のPSPを紹介します。
タイトル通り、PSP-3000MSです。PSPの完成型でしたっけ。
PSP「プレイステーション・ポータブル」 バリュー・パック ミスティック・シルバー (PSP-3000KMS) 【メーカー生産終了】
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2008/10/16
- メディア: Video Game
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
買った当時はiPhoneと同じくらい現代のものなのか、と疑問に思うくらい未来的な端末でした。
てかPSP3000が出てからもう8年(PSP-1000が出てからなんと12年…)も経っていたなんて驚きです。マジで。
それでは解体していきます。
まずは左のバッテリーカバーを開けていきましょう。
そしたら、バッテリーを外します。
剥がすと修理不可になるシールがありますが、修理保証なんぞとっくに切れているので剥がしてしまいましょう。
はがすとVOIDというマークに変わります。
これが前回の記事で書いた「はがすと変わるシール」ですね。
画像ではもうネジが取れていますが、次の計7箇所を外します。
ここの4箇所と
こちらの2箇所
ここの1箇所ですね。
これらをすべて外せば、カバーが外れます。
パカっと… きったねぇ…
本当は十字キーの修理がメインなのですが、これは掃除のほうがメインなんじゃないかってくらい汚いです…
てなわけでこの汚いスライドパッド部分・他画面等掃除をしましてーの…
めっちゃ綺麗になったぜ。
十字キーもよく見てみたのですが、特に異常はありませんでした。
仕方がないので装着しなおしました。
装着するとき、右側のスピーカーのゴムが圧倒的に入れづらいので気をつけて入れましょう。
〆
結果、十字キーは何故か治りました。
噛みあわせが悪かったのかなぁ位の感じですね…
そして、画面に入っていたホコリ等も拭けたので解体して一石二鳥でした。
どうせもう保証期間なんて過ぎているので、PSPの調子が悪いなぁと思ったら是非解体して掃除してみることをオススメします。
ちなみに、修理後、今度は若干□ボタンが効きづらくなりました。
多分スピーカーのゴムが邪魔しているのだと思います…
太鼓でポチポチしてたら直ったので こっちも噛みあわせ なのかなぁと。
ちなみに今回使ったドライバーは精密なやつです。ない人は予め買っておきましょう。
これすっごい古いやつなんじゃないかと思う。多分。